機能

電子カルテシステムの安定運用、情報漏洩対策を支援

電子カルテシステム連携

SKYMEC IT Managerとの連携が可能な電子カルテシステムにおいて、電子カルテユーザーのIT機器運用をサポートいたします。

連携可能な電子カルテシステムについては、Sky株式会社までお問い合わせください。

電子カルテユーザーの各種PC操作をログで確認

操作ログに含まれる電子カルテのログインID情報を活用し、共有PCの使用者を特定。電子カルテのログインユーザーごとに、操作ログの確認が行えます。

※ 連携する電子カルテによって、表示されるログの項目の一部が異なる場合があります。

電子カルテの利用状況の把握にも活用
ユーザーごとに電子カルテの操作開始時刻と終了時刻の操作ログが取得でき、利用状況をレポートとして出力できます。

電子カルテユーザーごとの
USBメモリ使用を制御

電子カルテのログインユーザー単位で、USBメモリなどのデバイス使用を制限することができます。

トラブル発生時に電子カルテ上からヘルプデスク依頼が可能

IT機器の問題発生時に、電子カルテからヘルプデスク依頼画面を開いてトラブル情報を入力、管理者のPCに送信できます。

電子カルテのログインIDから使用者を特定
共有PCから依頼があった場合でも、電子カルテのログインIDから使用者を特定できます。

PCの異常を検知、故障する前の予防対策に

端末機異常通知

CPUの温度を計測することで、冷却ファンの動作不良による熱暴走などにつながる異常を把握。HDDのヘッドの異常や、SSDのディスクセクタの異常を判定したり、バッテリーの充電性能の劣化を確認することもできます。これらの情報からPCの状態を判断し、故障する前に予備PCへ予防交換することで、システム障害による業務停止を防ぎます。

※異常と判断するためのしきい値を事前に設定しておく必要があります。

PCごとの状態を詳細に表示

端末機状態 詳細表示

自己診断機能「S.M.A.R.T.」情報をもとにハードウェアの状態を詳細に把握。経年劣化による故障状態を確認できるので、安定稼働のための有効な資料としてご活用いただけます。

予備PCへの入れ替え時は、操作ログを引き継ぎ

端末機故障時入替

PCの入れ替えが頻繁に発生すると、どの期間にどのPCを使用していたのかを管理しきれなくなることがあります。本機能をお使いいただくことで、入れ替え時に操作ログを引き継ぐことが可能に。適切に運用管理することで、監査や証跡調査にて、ログ検索が必要となる場合でも、入れ替え前までさかのぼって状況を確認することができます。

夜間に行われたPCの入れ替えをメッセージで通知
夜間などのシステム管理者が不在時に故障による交換などが行われた場合、予備PCが起動されたことを管理者へメッセージで通知。状況把握にご活用いただけます。

操作ログを引き継ぐメリット

引き継いでいない場合
予備PC使用時の操作ログが検索対象から抜けてしまう…。
引き継いでいる場合
現在使用中のPCを対象にするだけで操作ログすべてを検索できる。

メンテナンスが必要なPCの所在を院内のフロアレイアウト図で素早く把握

フロアレイアウト表示※1

Microsoft Visioと連携することで、SKYMEC IT Managerで管理しているクライアントPCやネットワーク機器の端末情報を院内のフロアレイアウト図に取り込み、表示できます。IT機器のトラブルに関する問い合わせがあった際に、機器の設置場所や状態を素早く把握し、迅速な対応を支援します。

障害情報の入力、リモート操作も可能
フロアレイアウト図上のアイコンから、機器の資産情報を表示させ、状況を確認できます。また、障害情報の入力フォームを直接表示させて機器の状況を記録したり、リモート操作も行えるため、効率的なメンテナンス対応にお役立ていただけます。

※1 本機能をご利用いただくには、Microsoft Visio 2007 / 2016が必要です。また、事前にフロアレイアウト図を作成してご用意いただく必要があります。

※2 事前にアラート項目ごとの表示色の設定をしておく必要があります。

システム管理者不在時の問い合わせには、ヘルプデスク依頼を活用

ヘルプデスク依頼

夜間などのシステム管理者不在時に障害が発生した場合に、医師や看護師が自身のPCから簡単にヘルプデスク依頼が行える機能もご用意。送信したヘルプデスク依頼に関する情報はサーバーに自動登録され、管理者が出勤時に確認し、原状回復の対応を素早く行えるよう支援します。

IT機器に関する問い合わせやトラブルを集約、正確な状況把握、解決方法の検討に

IT機器障害管理支援

システム管理者が受けた問い合わせや、トラブルへの対応内容を入力し、障害情報として集約することができます。IT機器の障害情報を一覧でタスク管理することで、原状回復の対応にご活用いただけます。これらの情報には、障害発生直前の画面録画データも添付でき、正確な状況把握、解決方法の検討に役立ちます。

トラブルに関する問い合わせにも操作画面の常時録画で対応をスムーズに

IT機器障害管理支援 画面操作ログ

院内PCの画面を常時録画。電子カルテのトラブルなど、PCに関する問い合わせがあった際、トラブル前後の録画内容をチェックし、原因や操作状況を確認することができます。詳細をヒアリングできていなくても、状況を視覚的に把握でき、スムーズな復旧対応につながります。

録画データは対象PCに保存
録画データはサーバーに保存せず、録画対象PCに保存されるため、ネットワークへの負荷をかけずにご利用いただけます。

リモート操作中の録画再生を可能に

録画再生

リモート操作中に、対象PCの画面録画データ※を再生して確認可能に。障害発生までの経緯などを視覚的に把握した上で、メンテナンス対応にあたることができます。

マルチディスプレイに対応

モニター切り替え

電子カルテ用PCなど、マルチディスプレイを使用しているクライアントPCの場合は、ディスプレイごとに切り替えて、最大4画面まで録画データを確認できます。

※ IT機器障害管理支援用の録画データのみ再生可能です。

院内システムの安定稼働に向けて、 PCの異常を定期的にチェック

システム稼働監視

アプリケーションが停止していないか、監視対象となるクライアントPC が異常終了していないかなどを定期的に監視し、異常を検知します※1。監視対象となる端末の資産情報や稼働状況も確認でき、常に安定稼働が求められる院内システムの安全な運用を支援します。

タブレット端末の利用状況を管理し、適正台数の調整をサポート

業務端末利用履歴管理

電子カルテシステムと連携して医療現場で活用されるタブレット端末(Android 端末)などの操作ログを収集し、利用状況の把握を支援します。万が一、端末を紛失した場合に、アクセスポイントへの接続状況などを確認し、追跡の手掛かりに活用いただけます。また、端末の利用率を分析し、部門ごとの台数調整を行う際にもお役立ていただけます。

セキュリティ対策が十分なPCのみ、院内ネットワークへの接続を許可

持ち込みPC管理機能

医師が研究や論文作成のために私物PCを院内ネットワークで利用する際などに、SKYMEC IT Managerの専用モジュール※1をPCに一時的に導入してもらい、管理者が事前に指定したコンピューターウイルス対策ソフトウェアやWindows更新プログラムが導入・適用された端末のみ接続を許可。必要最低限のセキュリティ対策が施されたPCのみ接続可能にすることで、マルウェアなどの感染リスク軽減を支援します。

長時間接続がないときは、モジュールを自動削除
事前に設定した期間、ネットワークへの接続がないPCは、専用モジュールが自動でアンインストールされるため、システム管理者の作業の手間を軽減できます。

※1 専用モジュールはUSBメモリなどを介してPCに導入します。

24時間フル稼働するPCをアップデート漏れから守る

PC定期再起動

事前に設定したスケジュールに沿って、PCの再起動を定期的に実行。常に起動しておく必要がある院内PCに対して、コンピューターウイルス対策ソフトウェアを含む各種ソフトウェアのアップデート漏れを防止します。

急患対応などによるログオフし忘れを防止

ログオフし忘れ防止

患者様の対応などで、電子カルテ画面を開いた状態で医師や看護師が離席した場合に、一定時間操作がなければ、PCのロックやログオフ、アプリケーションの強制終了などを実行。部外者のPC操作、閲覧を防ぎます。