常に稼働している院内のPC、ネットワークの安全運用と、管理担当者様の負荷軽減を支援します。
日々の診療を安心して行っていただくためには、業務で利用するPCやネットワークの安定稼働が不可欠です。SKYMEC IT Managerでは、院内PCの異常を素早く把握する機能や、ヘルプデスク対応の効率化を支援する機能を搭載。IT機器の運用管理をサポートし、管理担当者様の負荷軽減を図ります。
電子カルテなどの導入拡大、医療機器のIT化により病院内のPCが急増。
医療機関のデータのデジタル化、医療情報連携ネットワークの全国への普及展開などを目的に、厚生労働省主導で普及が推進されている電子カルテシステム。2020年度までに400床以上の大規模病院での電子カルテ導入率を90%まで拡大することを目指しており、導入によって院内で使用されるPCは急増します。
加えて、オーダリングシステムや電子レセプトが普及し、画像診断装置などの各種医療機器にもPCが搭載されることが多くなっていることも、PC台数の増加につながっています。
これらPC・ネットワークの多くは院内で24時間365日稼働しており、PCトラブルで診療が止まってしまうことなどがないよう、院内のIT機器の適切な管理が行える体制が求められています。
医療情報システムのガイドライン改定により、
電子カルテを含む医療情報の管理はさらに重要に。
電子カルテが導入されたころから、個人情報保護の観点から行われるようになったネットワーク分離。電子カルテやPACSデータなどの医療情報をインターネットから隔離させた「HIS系」と、インターネットに接続できる「情報系」の2つのネットワークに対して、厚生労働省が定めるセキュリティなどのガイドラインも異なるものが適用されます。
2017年5月30日に改訂・公表された「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第5版)」では、同日施行された改正個人情報保護法に基づく個人情報の適切な措置や、電子カルテなどの入力における関係者の役割や責任の明確化など遵守すべき新たな事項が記載されており、電子カルテを含む院内の医療情報の適正管理がさらに重要となってきています。